ミニトマト

マルチなタレント(才能)

突然ですが、今年って空梅雨なんでしょうか?

何か、梅雨入りしてからの方が雨の降った日が少ないような気がするんですが。

気のせいかな?



調べたら、6月の雨量は平均並みだそうです(ほっ)

でも、今後の雨量が少ないと水不足になるかも、だそうで。
ま、今年に限らす、それはそうでしょうとも。

さて、恒例のお天気トークから始まりました本日のコラム……

え、何でいつもお天気の話なんだって?

だって、お天気は農家さんにとって最重要じゃないですか?

ですので、全国の農家さんを(勝手に)応援する弊社としましても
それはそれは重要な関心事なわけですよ(真顔)。

ま、ブログ担当者が勝手に言ってるだけなんですけどね。

さて、
本当に
さて

本日は、適度な湿り気を好む微生物クンたちの奮闘の結晶
腐植のお話の続きです。

前回のコラムでもお話しましたが、
広義の腐植(土壌中の有機物)の中には、
微生物が分解した腐植物質とそうではない非腐植質があり、
一連の話は、皆、この微生物が分解した狭義の腐植質についてでしたね。

そして、この狭義の腐植物質は、

・フミン酸(酸性溶液には不溶、アルカリ性に溶解する):暗褐色
・フルボ酸(酸性、アルカリ性共に溶解する):褐色
・ヒューミン(酸性、アルカリ性共に不溶):黒色

の3種類があります。

皆、無定形高分子ですが、

フミン酸の分子量は10,000~100,000、
フルボ酸は 1,000~10,000、
ヒューミンは 100,000~10,000,000

くらいで、ヒューミン、フミン酸、フルボ酸の順に大きいですね。

ここら辺をざっくり覚えていただき、
それでは、この狭義の腐植の働きについて見ていきましょう(やっと……)。

腐植の働き。
一つは、前回のコラムでお話した『団粒構造の形成』でしたね。

団粒構造

二つ目は、
『保肥力向上』です!

保肥力とは、字の通り、土壌が植物に必要な栄養素を貯めこんでおける能力です。

保肥力がない土壌は、せっかく肥料を与えても、雨なんかが降れば、スカスカに流れて行ってしまいますからね。

植物の三大要素、窒素、リン、カリウムに加えて、
多量要素のカルシウムにマグネシウムに硫黄、
微量要素の鉄、マンガン、ホウ素等々……

これらの元素を土中にキャッチしておくためには、一体どうしたら良いでしょうか?

実は、腐植以外にも保肥力向上に重要な役割を務める存在が、以前のコラムに登場しております。

皆様、憶えていらっしゃるでしょうか?

保肥力向上の立役者、その名はクレイ(粘土)。
そう、タナクラクレイのクレイさんです。

でもって、上の栄養素である元素さんたちは、大体水中で陽イオンになるんですよね。

一方で、クレイは表面が負に帯電しているので、陽イオンを引き付けます。

こんな感じ。

土壌コロイド

というわけで、
土中に粘土があれば、栄養素を保持できるわけなんです。

そして、
さらに、腐植クンが保肥力アップに一役買います。

そのメカニズムは、クレイさんとちょっと似ておりますが、順を追って話しましょう。

まずは、栄養素の陽イオンを引き付けるところは同じです。

ここで、
先程、腐植クンたちは無定形高分子だと言いましたね。

『無定形』なんで、決まった形はないのですが、
何の秩序もない無茶苦茶な姿をしているというわけではなく(それだと高分子にもなりませんね)、
基本的な構造の分子が色々混じっているような姿をしています。

で……

って、これから、栄養素キャッチのメカニズムのお話をしようと思っていたのですが、
実はここからが長いんですよね。

というわけで、続きは次回ということで(汗)

皆様、また、来月お目にかかりましょう。

:M

 

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