君の名は

天気が悪い日が続きますね~
まるでもう梅雨みたい
五月晴れとはいかに?

でも、気温が低いからまだ蒸し暑さは感じませんね。
これから気温が高くなってくると~
ああ、考えただけで恐ろしいです(笑)

しかしまあ、高温多湿は植物、微生物天国でもあるわけで、
人間も文句ばっかり言ってないで、共存していかなければなりませんね。

え、文句ばっかり言ってるのは私だけ?(笑)

さて、毎度、下らないトークから幕開けするこのコラムですが、
そろそろ本題に行きますか~

それでは
今日のお題

『腐植』

です。

取り合えず勿体ぶって言ってみましたが、
皆さん、腐植って何だかご存じでしょうか?

タナクラクレイの正式名称
軟質多孔性古代海洋腐植質

のアレです。

うん
何か名前が良くないですよね。

『腐植』
ですもの。

何か腐ってるし。

身体に良くなさそうって思っちゃいますよね。

ちなみに
『腐敗』と『発酵』は化学的には同じもので、
ただ人に対して有用なものを『発酵』
良くない(役に立たない)ものを『腐敗』
と呼んでいるだけだそうです。

お酒も失敗するとお酢になっちゃいますもんね♪

……で、何の話でしたっけ?

あ、そうだ『腐植』
腐植のお話でしたね。

そう、名前は良くないですが、この腐植クン
実は非常に重要な存在なのですよ。

腐植とは、もの凄くざっくり言うと、
土の中の有機物です。

なかでも、特に、
動植物の死骸などを微生物が分解し、変成してできた無定形の高分子化合物
のことを指します。

微生物が分解していない糖やタンパク質も土壌中の有機物ですが、
これは腐植の中の非腐植質と呼ばれます(ああ、ややこしい)。

要は微生物が分解したものとしてないものがあり、
一般に腐植と呼ばれるのは、微生物が分解した方のものですね。

上で出てくる無定形の高分子化合物という言葉ですが、
『無定形』というと、何やら化け物チックで不気味な気がしますけど(笑)、
『定まった形がない』
つまり、石英(SiO2)やエタノール(C2H5-OH)みたいに決まった単位構造がいっぱい集まってできているわけではないよ、という意味です。

分解されていないタンパク質や糖なんかも、単位構造は書けますね、
これは定形なわけです。

どうでもいいですが、
筆者は、『増粘多糖類』が怖いです(笑)

あ、また、脱線してしまった。

そんなこんなで『腐植』とは、こういう存在なわけですが、
名前からイメージするよりも、何か良さそうでしょ?

そうでもないですか?

だってさ。
土壌の有機物ですよ?
微生物クンたちがせっせと分解してくれたものですよ?

どう見ても、植物の栽培の良さそうじゃないですか?

そう。
実はそうなんです。

世界の穀倉地帯と呼ばれる場所は、大体、厚い腐植の層の上にあったりします。

田園

肥沃な土って、一般的に、黒や褐色と言われますけど、
この黒や暗褐色って、正に腐植の色なんです。

では、腐植の何が良いのでしょう?

腐植は色々な作用を持ちます。

その中でまずはこれをご紹介しましょう。

前回、前々回のコラムで土壌の団粒構造についてお話ししましたよね。

団粒構造

そう、植物にとって、とっても大事な団粒構造。

これを作るのは、微生物や小動物と書きましたが、実はその前段階があるんです。

団粒構造には、ミクロ団粒とマクロ団粒というものがありまして、
それぞれ小さな土団子、大きな土団子といったところでしょうか。

この団粒構造の基本となるミクロ団粒は、
腐植が粘土の中のアルミニウムと結びつくことによってできるのです。

さらに、そのミクロ団粒同士を腐植とカルシウムがくっつけ、大きくし、
それを微生物や小動物がくっつけて、マクロ団粒を作り上げます。

微生物や小動物がいないいと団粒構造はできません。
それに加えて、
腐植がないと、そもそものミクロ団粒ができないのです。

これだけでも、腐植の働きって重要ですよね。

他にもある腐植の作用は、次のコラムでご紹介します。

そして、恒例の、

ミネグリーン

腐植入ってまーす♪

:M

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