
秋の夜話
日中はまだまだ30℃越えですが、夜は虫たちが音楽会をするようになりました。
暑いですけど、空気にわずかにひんやりした冷気が混じってるような……
まあ、暑いですけどね!(笑)
ところで、
適度に田舎かつ隣が空き地である筆者の自宅は、夜の虫たちの演奏会がかなりのボリュームで聞こえてきます。
大合唱です。時折絶叫してます(笑)
隣の空き地の草むら 多分ここが大元(笑)
鳴き声の種類から
スズムシ: リーンリーン
アオマツムシ: リーリーリー
エンマコオロギ: コロコロコロリー
とか、この辺りが優勢でしょうか(家の周囲)
あれ まつむしが ないている~♪
という出だしから始まる『虫のこえ』という歌がありますが、
それによると、マツムシは
チンチロ チンチロ チンチロリン
という鳴き声だそうです。
でも、これ、家の近所からは聞こえてこないんですよね。
それとも、他の虫たちの声が大き過ぎて聞こえにくいだけなんでしょうか。
虫愛ずる姫君だった幼少期の筆者(ちなみにカブトムシ派)は、コオロギもスズムシも飼ったことがありますが、マツムシはなかったな。
チンチロリン、聞いてみたいな~。
そういえば、
虫の声を『声』として聞くのって、日本人とポリネシア人だけだそうですね。
それ以外の人たちは、『雑音』として認識するそうで。
日本人とポリネシア人だけが虫の声を『左脳』で処理し、それ以外は『右脳』で処理する。
『左脳』は言語、計算、論理的思考を司り、『右脳』は直感、イメージ、感情を司るので、音楽、雑音なんかは『右脳』で処理するそうですね。
日本人ポリネシア人は、虫の声を言語――即ち、虫のおしゃべりだと思ってるのかな?
それ以外の人は雑音。
でも、音楽のリズムやメロディーなんかは『右脳』で捉えるそうなので、虫の声にメロディ的なものは感じないのでしょうか?
『雑音』では風情がなさすぎですよね。
ん……この『風情』も日本人的感覚か~。
そして、さらに面白いことには、
この現象は遺伝的な要因で発生するのではなく、日本語を母国語として育つと発生するそうなのです。
だから、例えば人種的にヨーロッパ系の人でも、幼少期から日本で日本語を使用しながら大きくなると、やはり『左脳』で虫の声を聞けるようになるというわけ。
面白いですよね~。
日本語って孤立語と言われますけど、それだからかな。
日本語とポリネシア語の共通点は、双方とも母音を中心とした言語だそうです。
この現象には、母音が関係しているのでしょうか。
日本には古代から『言霊』という概念がありますけど、こういう話を聞くと、日本人は音をそれ自体何か意味のあるものと見做していたのかな、なんて想像してワクワクしてしまいます。
まあ、言霊の正確な意味は全然知らないですけど(笑)
でもって、
日本人とポリネシア人だけっていうのも面白いですよね。
太古の昔、日本と南洋諸島の人々が船で行き来していた、なんて説を思い出します。
秋の夜長はロマンがいっぱい。
本日は前回の続きの腐植についてお話しようと思っていたのですが、虫の声の圧に負けて(笑)、音についてのコラムとなりました。
この小さな命たちが奏でる演奏会をこれからも楽しめるように、自然を守っていかなければなりませんね。
弊社のミネグリーンは100%天然素材。
環境を傷めずに、寧ろ土壌の状態を改良します。
と、無理矢理繋げる(笑)
ものすごーくどうでもいいことですが、
筆者は『キバナコスモス』という字を見ると
『キバコモスモス』
と読んでしまいます。
カタカナだけって読みづらいですよね。え、私だけ?
黄花秋桜なんでしょうけどね。
木箱モスモス。モスモスって何?(笑)
キバコモスモス――もとい、キバナコスモス
このコラムをお読みいただいた読者様は、今後、キバナコスモスが全てキバコモスモスに見える術に掛かりました。
嘘です。
:M